皆さんkuinというプログラミング言語はご存じでしょうか。

ゲームをプログラミングしている人はもしかしたら聞いたことがあるかもしれません。

このプログラミング言語では簡単に2Dや3Dのゲームが作れてしまいます。

しかもそれだけではありません。

もっと高度な機能も兼ね備えているのです。

これについてまとめてみました。


 

kuinとは

このkuinという言語は「HSP並みに作りやすく、C++並みに実用的な言語」をコンセプトとして作られました。

そのためわかりやすく簡単で、実行速度が速いという特徴を持ちます。

2Dゲームや3Dゲームを簡単に作ることができ、それ以外にもGUIアプリやコンソールアプリなど大体作れます。

そして作者が日本人であり、説明がすべて日本語で書いてあります。

さらにくいなちゃんという6歳の少女をキャラクターとして採用していますから、その説明の分かりやすさも抜群です。

公式サイトを見てもらえればそのわかりやすさを実感できると思います。

 

そしてコンセプトからわかる通り、この言語は複数の言語から良いところを集めて設計されています。

例えばC言語を含む多くの言語ではreturnが使われているところ、これは短くてもよいとの考えからx86アセンブリで使われている省略形のretが使われています。

また文字の連結では、C#やJavaに見られる「+」だと加算と混同してしまうことからD言語で使われている「~」を採用しています。

他にも複数行コメントはC言語の入れ子にできない「/*」「*/」ではなくPascalの「{」「}」を用いていたり、単一業コメントは演算子と重複しないようx86アセンブラの「;」が採用されています。

多くの言語を扱える作者にもびっくりですよね。

 

そして他にも良いところがあるのです。

 

exeだけでなくC++やJavaScriptのソースコードを生成できる

この言語では生成されるものは実行ファイル(.exe)だけではないんです。

kuinで書いたソースをC++やJavaScriptのソースコードに変換することができるのです。

そのためC++やJavaScriptができなくてもkuinが使えれば他の言語に対応できるのです。

そしてC++のソースコードはWindowsだけでなく、LinuxやmacOSにも対応しています。

すなわち多くの環境に対応できるということなんです。

 

Webブラウザでコンパイルすることができる

 そしてさらにWebブラウザ上で実行することもできます。

このサイトで実行できます。

ただでさえkuinのプログラミング環境はソフトをダウンロードして解凍するだけでレジストリをいじらず使うことができるというのに、ブラウザからも使えるなんて高機能すぎですよね。

ただブラウザからの使用には機能に制限があります。

 

まとめ

kuinは初心者から上級者にもおすすめのプログラミング言語です。

kuinのソフト自体もkuinで作られているため非常に軽くてすぐにプログラミングしたいというときに便利です。

ライブラリも充実しており、さらにこのkuinは今もなお更新され続けています。

そのため今後機能がさらに充実されると思います。

簡単で高速、さらに高機能なプログラミング言語を求めている方は是非一度使ってみてはどうでしょうか。