バフェット太郎さんの「バカでも稼げる米国株高配当投資」を読んでみた【感想と要約】
バフェット太郎さんのバカでも稼げる米国株高配当投資を読んでみました。
実はこれを読んだのは、中田さんの動画を見てちょっと時間が経ってから買って読んだので少し前のことになるのですが、アウトプットしてまとめて内容を整理するために書こうと思います。
序章 漫画
まずこの本を読んで印象的だったことは最初の大きな文字で書かれた文章です。
「スタバでフラペチーノを飲むくらい米国株で儲けることは簡単さ」
という言葉はほんとにそこまで言っちゃっていいの!?って思うくらい衝撃的でした。
そして序章では表紙の女の子が投資をしようか迷っているところに、著者であるバフェット太郎さんが「株でぼろ儲けしようとするのではなくて堅実に米国株投資するべきだよ」ということを説明する漫画から始まります。
ここでバフェット太郎さんは米国株投資について説明しているのですが、女の子はさっぱりわからないという様子のため、この本書を読めばわかりやすく理解できるよという導入で漫画が終わります。
この部分はamazonの試し読みでも読めるのですが、本書を読んだ後に振り返って読めば、米国株投資の内容がしっかりまとまっているということに気が付きます。
1章 米国投資の方法
情報源としては日本語版のニュースサイトで情報を3分で得るだけ良いとあり、英語力はなくても大丈夫ということがわかります。
そして米国株の買い方として証券会社の比較や税金、口座の種類について説明されています。
バフェット太郎さんは楽天証券を利用されているそうです。
SBI証券だと住信SBI銀行との連携で為替手数料が25銭から4銭に抑えられるため、一見SBI証券の方がよさそうですが、やはりポイント制度とかの魅力の方が大きかったのでしょうか。
楽天証券を選んだ理由については記載されていませんでした。
また追記として裁定取引手数料が5ドルから無料に変わったこともしっかりと記載されていました。
2章 なぜ米国株なの?
債権よりも株式の方がリターンが大きいことが過去のデータから証明されていて、アメリカには連続増配企業が多数あり、株主への配慮が日本よりも強いということが書かれています。
さらに米国株は右肩上がりで経済成長していて、市場規模が非常に大きいために一時的なブームではなくこれからのスタンダードであるとも言っています。
また株はインフレに強く、アクティブファンドよりインデックスファンドの方が長期的にはリターンが大きくおすすめだということがわかります。
3章 マネーマシンの作り方
暴落に強いディフェンシブ銘柄の割合を高め、8~16銘柄という少なすぎず多すぎない管理しやすい数でセクター分散するとマネーマシンが作れることがわかります。
セクターは回復、好況、後退、不況の4つあるのですが、バフェット太郎さんは不況7で他1ずつということから超堅実な運用をしていることがわかります。
確かにGAFAMに全額投資して一時的に莫大な利益を得たとしてもブームが去って暴落したら意味ないですもんね。
やっぱり堅実が一番だなって実感しました。
さらにこのセクター別の銘柄について30種類ピックアップされており、どこに投資すればわからない人がこの中から選ぶだけで比較的安心して資産運用できるようにしてあり、非常に親切だと思いました。
どれも有名企業ばかりで、堅実な投資にはお宝銘柄を見つけることは不要なんだということがよくわかりました。
4章 素人はどうすればいいの?
周りの意見に振り回されることはよくないということが書かれています。
周りのみんなが自分が持っている銘柄に対してクソ株だと言っている状況であれば普通耐えられなくて狼狽売りしてしまいます。
しかしそうではなく、自分のスタイルを一貫することこそが長期投資、マネーマシン作成には重要だと言います。
なぜなら周りの意見が正しいとは限らず、まぐれで一時的な儲けでドヤ顔している人は「脱糞しながら泡を吹いて気絶する」からです。
これは3章の言葉ですが、大きくすがすがしいくらい過激な言い方は読んでいて非常に面白いです。
結構この言葉選びのセンス気に入っています。
要するに自分のリスク許容度に会った範囲で、自分のペースで投資することが重要であるから、周りに振り回されて自分のスタイルを崩してはいけないということです。
まとめ
米国株のよさと堅実な資産運用の術がわかりやすく説明されていて非常に面白かったです。
買ってすぐに読み終わってしまうほど読むのが止まりませんでした。
米国株投資への興味をかきたてられ、自分の気持ちがわくわくしてくるのを感じられました。
投資を始めようとする人や、投資に興味を持ち始めた人には最適な本だと思われるため、ぜひ一度読んでみてはどうでしょうか。
また今はAPJ Mediaさんとバフェット太郎がコラボしており、有料投資レポートに申し込むと無料でこの本がもらえ、しかも30日以内の解約なら全額返金で本は返さなくてよいとのことなので、実質無料で本がもらえるそうです。
もっと早くそのキャンペーンが始まっていたらと考えるとちょっと悔しいですが、本屋で自分の欲しい本と巡り合えるのが私は好きなので後悔していません。
布教用にもらっておくのもありかもしれませんね。
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