皆さんがよく使うシャンプーや洗剤ってどう作られているのでしょうか。

日常的に使っていても、それがどのようにして作られたのかなんて気にしたことないですよね。

今回はその作られ方をざっくりまとめました。


植物から作られる

実はシャンプーや洗剤は植物から作られているのです。


植物からは油をとることができます。

主にひまわりや大豆、ヤシの木から油が取れます。

ちなみにヤシの木から得られる油をパーム油と言います。


この油にはさまざな成分が含まれています。

その中には炭素がたくさんつながった酸があります。

それを脂肪酸と言い、その脂肪酸を油から取り出します。

そこへ窒素Nを反応させてつけることでできた成分がシャンプーや洗剤に使われているのです。

例えばこんな構造のものがあります。

(参考:ソフタゾリンCPB

まとめ

シャンプーや洗剤が植物の油から作られていて、そこからいろいろ化学反応を経てできた有機化合物が日常的に使われていることがわかりました。

身の回りにはこのような少し複雑な構造の化学物質が多くあります。

そもそも人間だって複雑な構造のものから成り立っていますもんね。

皆さんも疑問に思ったら少し調べてみてはどうでしょうか。