皆さんはジェットコースターに乗ったことはあるでしょうか。

ジェットコースターは怖いですよね。

高いし速いしなんであんなのに乗る人がいるのか信じられないですよね。

しかし乗らなければならないときや乗ってみたくなるときが来るかもしれません。

その時の対処法についてまとめていきたいと思います。

はじめに

私はディズニーのレイジングスピリッツやセンターオブジアースとかなら乗ったことがあったんですけど、もっと高くてもっと急なジェットコースターには乗ったことがありませんでした。

しかしこの前としまえんが閉鎖するとのことで最後に行っておきたいと思い、行って大体の乗り物に乗ってきました。

その時感じたのが、としまえんの乗り物はディズニーより少し怖いものが多いけれど、乗ってみると意外と怖くなくむしろ楽しいという気持ちでした。

そこでもっと本格的なアトラクションに乗ろうと思い、行ったのが東京ドームシティアトラクションズです。

旧後楽園遊園地ですね。

そこでサンダードルフィンというジェットコースターに乗ろうとしました。

しかし見た目がなかなか怖く、高さ80 mでビルの22階の高さに相当し、角度80度で最高時速130 kmでくだるというものでした。

そのため1時間くらい乗るか迷ったんですが、最終的に乗ることを決心しました。

乗ってみると下るために最初上っている間は恐怖心が募ってきて、頂上から落下するとき恐怖がMAXになりました。

しかし案外大丈夫だったのです。


この経験を踏まえて、自分の思ったジェットコースターに乗るときのコツをまとめていきたいと思います。


体を乗り物に密着させる

ジェットコースターに乗る前にスタッフからのアナウンスで「背中をしっかりとくっつけて」と言われることがあると思います。

これは安全のためですが、恐怖を減らすのにも有効だと思います。

体をなるべく席にくっつけるため、足で地面を押し、背中をぴったり席にくっつけます。

そうすると浮遊感を抑えることができると思います。

レイジングスピリッツでも耳を席にくっつけることでより浮遊感を減らしていました。


身を任せる

ジェットコースターが怖くて手で席にしがみつく人がいると思います。

あれは逆に恐怖が増します。

しがみつくと余計な力が入り、ジェットコースターや風から受ける力を自分で支えようとするため、力を緩めたら支えられなくなって自分が飛んで行ってしまうのではないかという恐怖が生じてしまうのです。

そのため力を抜き、ジェットコースターを信頼して風圧に任せて体をジェットコースターに密着させるのです。

そうすることで余計な恐怖を感じなくなります。


視界は狭い

大体のジェットコースターでは乗ってみるとあまり周りが見えなくなります。

ジェットコースター本体があるために自分の下が見えなく、自分が今どのくらいの高さにいるのかを客観的に理解しにくいです。

そのためジェットコースターが頂上へ向かって登っているとき、怖くなるのは乗る前のジェットコースターの全体像を思い出して「あんなに高いところへ上っているんだ」と思ってしまうことが原因です。

乗ってみると自分がめちゃくちゃ高いところにいることに気が付きにくいのです。

しかし落ちるとき下が見えるし上った分の高さを感じてしまうではないかと感じる人もいると思います。

しかし落ちるときは一瞬で、そんなことを考えてる余裕はありません。

むしろ速さに圧倒されて高さのことなんか考えてられないです。

サンダードルフィンでは速すぎて、風圧に押しつぶされてかがんだ体勢になってしまうほどです。

この風圧でさらにジェットコースターに密着されるので浮遊感なんて全く感じませんでした。

強いて言うなら落ちるときのほんの一瞬だけでした。


一度乗ってみる

一度乗ってみて大したことがないとわかると恐怖感が減ります。

自分の経験が一番頼りになるってことですね。

一度乗ってどんな感じかがわかると余裕が生まれます。

すると周りの景色やその時乗っている乗客の動き、下で遊園地を楽しんでいる人たちを見て楽しむことができます。

楽しむことができればジェットコースターは恐怖の象徴ではなくなります。


まとめ

いろいろ書きましたが、サンダードルフィンの頂上へ上っているときはやっぱ少し怖いです。

落ちた後はただの強風体験マシーンです。

人がいなさ過ぎて10回も乗ることができたのですが、それでも最後までのぼるときに少し恐怖を感じました。

落ちてもそんな怖くないとわかっているのに、落ちるときのほんの一瞬の浮遊感や、外から見たときの高さをどうしても思い出してしまうのです。

なので恐怖を無くせたわけではありませんが、大きく減らすことはできました。

むしろジェットコースターに少しの恐怖も感じなくなったらつまんないですよね。

怖くないとわかっているけどやっぱり少しだけ怖い。

それでも素早く移り変わる景色や押しつぶしてくるような風圧、ジェットコースターが動いているときに生じる音などを感じて味わうことができる。

このようなわずかな恐怖と味わい、すなわち恐怖を含めたすべての感覚がジェットコースターの楽しみなんじゃないかなって思いました。

そのため無理して乗る必要はないですが、一度乗ってみるのも悪くないと思いますよ。

まあ富士急のアトラクションには私はまだ乗れそうもないんですけどね。。あれは怖そう。