激安のスターリングエンジンを買ってみた。あとペルチェ素子も。
amazonで激安のスターリングエンジンを買ってみました。
まず買った経緯として、話はドクターストーンというジャンプの漫画に変わります。
ドクターストーンでは主人公がサバイバル生活の中で冷凍庫を作るシーンがありました。
その作り方としては滝を使ってポンプを動かし、金の糸に熱を奪わせて冷やすというものです。
もう少し詳しく書くと、空気をポンプで圧縮すると中の分子が狭いところでぶつかり合って熱くなります。
これを熱を奪いやすく、空気が触れやすいよう糸にした金の糸に送ると、熱を金に奪われて空気が冷めます。
それをもう一つのポンプに送って、そのポンプで空気を膨張させることで分子が広いところでのんびりするので空気が冷えます。
これをスターリング冷凍機と言います。
そしてこのスターリング冷凍機の逆バージョンがスターリングエンジンです。
スターリング冷凍機が運動から熱を移動させるのに対して、熱から運動を作り出すのがスターリングエンジンです。
amazonでスターリング冷凍機は1万円以上しますが、スターリングエンジンは大体3000円で売っていました。
それでももっと安いのが欲しかったので探すと1000円のを見つけました。
届いた後、さっそくマグカップにお湯を入れて、そのゆえにスターリングエンジンを置きました。
すると
ちゃんと動きました!
スターリング冷凍機がポンプの運動で冷たいところと温かいところを作り出すように、
スターリングエンジンは冷たいところと熱いところの温度差でポンプを動かして車輪を回転させます。その温度差を大きくするために青いアルミの部分に氷を置くと結構早く回転しました。
電気を使わずに動くのを見られてその時は結構感動しました。
さて、スターリングエンジンが動くのを確認できたことで満足はしましたが、この夏を乗り切るため、やっぱり冷やすものが欲しいと感じました。
スターリング冷凍機はいくら探しても高いものばかり。。
もっと氷以外で原始的なもので冷やすものはないのか。
探してみるとペルチェ素子というものがありました。
ペルチェ素子は2種類の異なる金属がくっついたものに電気を流すことで熱くなる面と冷たくなる面が生じるものです。
これは金属に電気を流すと電子が移動して、エネルギーが高い電子が低いところへ流れるときに余ったエネルギーを熱として放出して温かくなったり、逆に低いエネルギーの電子が高いエネルギーのところへ流れるときに周りの熱を奪って冷えるためです。
なんかペルチェ効果とトムソン効果というものが関係してるらしいです。
amazonで一番安いペルチェ素子を買ってみました。
そして早速届いたペルチェ素子に単三乾電池をつないでみると!
ほんのり冷たい部分とほんのりあったかい部分が表裏に生じました。
電圧が足りなかったようです。
そこら辺の知識が乏しく、何でどうやって電気を流せばいいのかわからないので300円のペルチェ素子はわかるまで部屋の奥に眠っていてもらうとします。
やっぱエアコンは最高だという話でした。
※今見てみると1000円のスターリングエンジンは売り切れたのか高いものしかありませんでした。。
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