ドロセラカペンシスの水耕栽培に挑戦【hydroponics of carnivorous plants】
食虫植物であるドロセラカペンシスを育てているのですが、ずっと外に出していて直射日光をずっと当てています。
すると粘液を出さず、弱った感じになってしまいました。
前にそのことについてまとめましたが、対策の一つとしてとりあえず一旦室内に置いてみようと思いました。
外に置いたままで遮光してもよいのですが、室内でやってみたいことがあったのです。
それは水耕栽培です。
前にバジルで水耕栽培をやったことはあるのですが、バジルは栄養が必要なので育ちはしましたが弱弱しくなってしまいました。
しかし、食虫植物は肥料を必要とせず、カペンシスは腰水環境で育てるのだから水耕栽培できるだろうと考えました。
そして調べてみるとツイッターで既にやっている人がいました。
こんな感じでカペンやってましたが、普通に育ちましたよ! pic.twitter.com/4pDVgN8Jcf
— ひろドロ (@0157_ptrs1941) July 9, 2019
これすごくきれいだなと思ったので真似してみました。
わざわざ100均のセリアでインテリアのコーナーに合った三角フラスコ風のガラス容器を買ってきて、カペンシスを一株優しくとって入れてみました。
それがこれです。
うまくいくかはわかりませんが、室内の方が涼しいので粘液がたっぷり出るくらい調子がよくなってほしいです。
あと関係ないですが、フラスコに書かれている eau douce はフランス語で純水という意味だそうです。
その上の9アンダーバーは何なんだろう。
一週間後
大体一週間が経ちました。
三角フラスコに移したときに葉焼けしていた葉っぱがすぐ黒くなってきたので切ってしまいました。
しかしこれは外でも同じなので問題はないです。
元気な葉だけを残して一週間が経ちましたが、どんな様子か残しておきます。
弱っているのでしょうか。
粘液はわずかに出ているかなという感じです。
また
若葉の先端が黒くなってきてしまいました。。切ったところが黒くなっているのは問題ないのです。
やはり環境を急に変えたためにまだ生命力の弱い若葉は枯れてしまったのですかね。
環境はカーテン越しの日光という明るい日陰のようなところに置いています。
エアコンの風を直接は当ててはいません。
温度は29度付近で湿度は60%くらいです。
とりあえずこのまま様子を見てみます。
原因として、根の酸素不足が挙げられます。
そのため根の4分の3が水に浸かっていた状態から、根の先端が水に浸かるくらいに減らしてみました。
確かに普通にミズゴケで育てる場合でも、植木鉢の底に軽石を詰め、根が水に浸かった状態ではなく湿ったミズゴケ中に存在するようにしています。
また外で育てているカペンシスは雨が降ったのもあってか粘液が出てきて少しずつ元気になってきました。
外のに負けないくらい元気に復活させたいところです。
11日後
遂に枯れました。水の量を根っこの先が浸るくらいまで減らしたのですが回復しませんでしたね。
おそらく今度は根回りの風通しが悪かったことが枯れた原因なんじゃないかなーと思っています。
あとはただの水道水ではなく酸性度も気にする必要があると思いました。
やっぱりあまりやられていないことには理由があるのだなと思いました。
もちろんもっと環境を整備すればできなくはないと思いますが、やはり外でミズゴケで育てるのが一番簡単な方法だなと思い知りました。
私はうまくいったよという方は是非教えてもらえると助かります!
ちなみにこの株は外のミズゴケに入れておきました。
新しい芽が出て復活することを祈ります。
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