5Gは危険だとかいろいろ言われている中、多分安全でしょしらんけどって思っていました。

でもやっぱりどんなものかを少し把握しておく必要があると思い、5Gの波長についてまとめてみました。

5Gとは

高周波数の電磁波を用いることで大容量で高速な通信を可能にした第5世代移動通信システムです。

総務省のサイトによると、日本では3.7 GHz, 4.5 GHz, 28 GHz帯の電磁波が使われるそう。


波長へ変換

電磁波といえば波であり、なんとなく波長の方がわかりやすそうなので周波数を波長に直してみます。
ν=c/λ
ν:周波数/Hz, c:光速 3.0×10^8/m s^-1, λ:波長/m

3.7 GHz, 4.5 GHz, 28 GHzを波長に直すとそれぞれ8 cm, 7 cm, 1 cm程度となります。
30 GHz以上だと波長はmmの単位となり、ミリ波と呼ばれます。

他の電磁波と比較


それぞれどんな用途に使われているかまとまっているサイトがありました。
テレビが波長1 mくらい、ラジオが10 mくらいでした。

そして気になる電子レンジは周波数2.45 GHzです。
計算すると12 ㎝くらいでした。
となると5Gは電子レンジより波長が短いから
E=hν
より5Gの方が電子レンジよりエネルギーが大きく危険だ!
と思うかもしれませんが、それだと蛍光灯やLEDの可視光線の方が波長が短くエネルギーが大きいため危険なものとなってしまいます。
しかしこのE=hνは光子一個当たりのエネルギーのため、光子の数、すなわち強度が重要となってきます。
そのため、波長の長さだけでは判断できないことがわかりました。

また電子レンジが水分子を振動させたりと波長によって振動させるものも変わってきます。

結論

5Gが安全かはわからないが、どのくらいの波長の電磁波がどんなものに使われているか少し知ることができました。

参考