1Q84読み終わった
2025年11月29日土曜日
社会人になってなにか本を読もうと思ってブックオフで買ったのが1Q84だった。
親が読んでいて面白いのかなと思ったのと、村上春樹ってよく聞くから一作読んでおこうというのがきっかけ。
社会人になって残業が多いときは何もやる気が起きず、ひたすらtiktokをスクロールしていた。
そのため買ってからほとんど読まずに1年くらい放置していた。
その後tiktokを辞めるためにスマホを手放して紙の本を読もうと思い、1Q84を再度読み始めた。
以下ネタバレあり
book1
青豆と天吾が別々の話として交互に描写される。天吾と青豆いつ会うのかな、いつ一つの話にまとまるのかなと思ったら最後まで別々でまじかよと思った。
book2
大きな動きがあった。青豆がさきがけのリーダーを殺した。
そして最初のタクシーで降りた非常階段を探したがなくなっていて絶望して高速道路の端で拳銃自殺しようとした。
ここでbook2が終わったため、青豆死んだらこの後どうなるんだろう、リトル・ピープルの力で生き返るのかなとか思っていた。
book2が一番動きがあって面白かった。
book3
長かった。ひたすら青豆と牛河が張り込みを続ける描写が続いた。
牛河が張り込んでいるときにあんぱんを食べたとか、バケツに放尿したなんて描写いる??とか思った。
天吾が父親のところへ行っている描写も長かった。
これはあれか、ハルヒのエンドレスエイトみたいに牛河や青豆の張り込みを読者にも体験させようという意図なのかと思った。
最後はハッピーエンドで良かった。同じ世界に戻させないのはこれからも二人で困難を乗り越えていくみたいな感じにしたかったからなのだろうか。
まとめ
長かったけど読み切れてよかった。
この登場人物は相手に対してものすごい雰囲気を与える?オーラを出すのが得意なように感じた。
天吾から見た牛河はものすごく意味深なことを言ってくるし、どこまで知っているのかもわからないし、とにかく不気味な雰囲気だった。
しかし牛河本人のパートではずんぐりした見た目を受け入れながら闇の仕事で必死に生きながらえ、普通に探偵のように地道に情報を集めていく姿が描かれており、なんか普通の人に見えた。
あとふかえりや牛河、看護師の安達など天吾の周りの人はやたら意味深なこと、思わせぶりなことを言ってくる。安達とかあれは何?意識乗っ取られてるの?とか思った。
面白かったかわからないが、読み切った達成感や読書へのきっかけをくれた作品だった。
調べると日本の小説で一番売れたのは村上春樹のノルウェーの森らしい。
そのことを知って村上春樹はものすごい作家だったのかと改めて認識し、ノルウェーの森をブックオフで上下巻買ったため後で読まなくちゃ。
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