はじめに

 電子スピンによってなんで磁場が生じるのか疑問に思って調べたが、よく分からなかった。

そもそもあとづけで電子スピンという存在が出てきたからだ思う。

原子に電磁波としてエネルギーを与えると吸収?発光?スペクトルがでて、そのピークの間隔が調べると電子軌道によるもの、すなわち電子の存在する位置によるエネルギーの差によるものだとわかった。

その後、そのピークがさらに分裂していることごわかった。

これがあとから調べると電子の自転によるものだとわかったらしい。

だからこの電子のスピンによってなぜ磁場が生じるのかは、そもそもスペクトルの分裂を計算から求めてそれが電子スピンによるものだと分かったため、方程式を解いてたら電子スピンから磁場が生じたとわかったからであり、理由は無いのかなってわかんないなりに思った。

最初は電流の周りに右回りで磁場が生じるマクスウェルの方程式から理解できるのかと思っていたが、本を読むと電磁気学とは別の量子力学から出ないと電子スピンは考えられないらしいから、量子力学の本を読んでも、結局数式しか出てこなく、その解がそれを表してる的なことしか見つけられなかった。


結論

電子スピンは電流が電子の自転に沿って流れていると考えればいい。

私が電子スピンから磁場が生じるのを理解できなかったのは、電子が自転するだけでは電子がその場から動いていないために、電流と同じように右ねじの法則から磁場が生じると考えていいのか疑問だったからである。
しかしそもそも電子が自転しているという考え自体が古典力学の考え方であり、実際とは異なる。
量子力学として電子は波や粒子として曖昧に存在する以上、イメージとして電子をとらえるのは難しく、数式で理解するしかないのかなと思った。