よくわからないけれど、ヤフー関連サイトでしか使えないpaypayポイント500円分もらえたので何を買おうか迷っていた。

最近はshort動画中毒を治すためにあえて紙の本を読むことでスマホから離れる作戦を実行している。

それで有名な本として1Q84や1984を読んでいたが、他にも有名な本を読んでみようと思っていた。

その一つとしてアガサ・クリスティのそして誰もいなくなったはよく聞くけれど読んだことがなかったため読んでみようと思っていた。

けれど翻訳本ってやっぱり日本の作品より読みにくい印象があり、最近は華氏451度を読んでそれを特に感じていた。

そこで日本の本を読もうと思い、youtubeで有名な読んでおくべき本を探していた。

そしたらおすすめされている本の一つにコンビニ人間という本があった。

この本のタイトルにすごく惹かれてこれをヤフーショッピングで買うことに決めた。

値段もちょうど500円とポイントとぴったりだった。

おそらく最近残業が多く、会社の中にあるコンビニで済ませているためコンビニがより身近に感じるようになったからだと思う。


実際に読んでみるとものすごく読みやすい。

堅苦しい表現はなくスラスラと読めてしまい、夢中になって1日で読み終わってしまった。

コンビニ店員になることでしか普通の社会に溶け込めない主人公に共感できる部分が多かったからかもしれない。

あの周囲の嫌な反応とか本当に嫌だ。

著者の実体験をそのまま書いたのかと思ったが、インタビュー動画を見るとそうではないらしい。

けれど著者のwikiを見る限りだと似たような境遇や思いは反映されていそう。

と思ったらコンビニ人間のwikiの方に著者もコンビニで週三回働いていると書いてあった。

ばりばり実体験が反映されていそうだ。


この本は芥川賞を2016年に受賞しているらしい。

芥川賞はよく聞くけれど、どんな作品が選ばれるのか全く知らなかった。

調べてみると、芥川賞は純文学の新人賞らしい。

純文学は娯楽性よりも芸術性を重視した文学作品らしい。あんまりよくわからん。

もう一つ有名な文学賞に直木賞があるが、これは大衆性、娯楽性を重視した作品らしい。

そんなに違いがあるのだろうか。


今回のコンビニ人間が面白かったため、他の芥川賞も読んでみようと思ったが、コンビニ人間のwikiによると本作のように面白い作品が芥川賞を受賞するのは稀だとのこと。

じゃあ他の芥川賞の作品は面白くないのだろうか。

amazonで買うときはサクラが多いとわかっていても基本ランキングを調べるため、芥川賞の売上ランキングを調べてみた。

引用:https://award-books.com/akutagawa-ranking/


1位:限りなく透明に近いブルー(367万部以上)

2位:火花(326万部以上)

3位:されどわれらが日々ーー(186万部以上)

4位:赤頭巾ちゃん気をつけて(160万部以上)

5位:蹴りたい背中(159万部以上)

6位:コンビニ人間(102万部以上)

7位:推し、燃ゆ(80万部以上)

8位:おらおらでひとりいぐも(68万部以上)

9位:蛇にピアス(65万部以上)

10位:エーゲ海に捧ぐ(47万部以上)


聞いたことがあるのは火花、コンビニ人間、推し燃ゆの3つくらい。

タイトルではコンビニ人間が圧倒的に面白そうだな。

火花と推し燃ゆを今度読んでみようかな。