WF-1000XM5を使ってみた
2025年5月30日金曜日
SonyのワイヤレスイヤホンのWF-1000XM5を買いました。
このイヤホンは2023年9月1日発売されたもののため、もう1年と9ヶ月経ちます。
けれどワイヤレスイヤホンのおすすめを調べると、今でもその名前が出てきます。
色々調べて比較してから買おうと思ったのですが、早く欲しいという気持ちがありamazonですぐにポチってしまいました。
その時はとにかく高級なイヤホンを何でもいいから一つ欲しかったんですよね。
理由としては、通勤用と会議用です。
朝会社に行かなくちゃと思うと吐き気がして辛かったのですが、音楽を聞くことで今では無心になれて吐き気を抑えることができました。
会議では支給された安いマイク付きヘッドホンを使っていたのですが、安い分スピーカーとマイクの音が悪くていいものに変えたかったんですよね。
そこでWF-1000XM5を買ったというわけです。
これだと会社のために買ったみたいですが、プライベートでもイヤホンのおかげで家事や散歩の苦痛を少し和らげることができているので良かったです。
このような理由で買って使っているわけですが、結局自分がイヤホンに求める機能ってなんだったのか整理してみようと思います。
音質
音質は重要ですよね。
よく聞くのは音質は価格に比例するが、ある程度の価格で飽和するってことですね。
そう思ったので有名なメーカーが出しているワイヤレスイヤホンの相場を調べると、大体3,4万だとわかりました。
そこで今回定価4万、現在3万のWF-1000XM5なら間違いないだろうと思い買いました。
実際聞いてみるとすごい良かったです。
音の分解能が高く、ボーカル以外の音が別々に聞こえてきました。
前までスリーコインズの2000円のミニワイヤレスイヤホンを使っていましたが、やっぱりボーカルの音以外は混ざっていて区別がつかなかったんですよね。
でもめちゃくちゃ小さくてデザインと質感がすごい好きで気に入ってはいるんですけどね。
でも音質はXM5の圧勝でした。
ノイズキャンセル
これも欲しかったんです。
バス通勤のため、やっぱり音がうるさくて今までのイヤホンだと音量を上げて対応していました。
けれど音量を上げた分、耳への負担が大きくなってしまっていたと思います。
そこでノイズキャンセル機能を使うことで耳への負担を減らし、音楽に集中できるようにしようと思いました。
実際に使ってみたところ、周りの音が消えるわけではないですが、音が小さくなって気にならなくなる程度に抑えられました。
そのためイヤホンの音に集中することができました。
ただちゃんと機能させるには結構耳の奥に押し込まないといけないみたいです。
あとは外の音がうるさいときに外部音声取り込み機能に切り替えると爆音として聞こえてきます。まあこれは仕方がないんですかね。
ノイズキャンセルをするとバスを乗り過ごしてしまう可能性が高まるわけですが、アプリの機能で対策できました。
最近、シーン機能が追加されて、通勤時を学習するようにすると会社に近づいたり、家が近づいたりすると音声で教えてもらえます。
私は電車の乗り換えなどがないため、家に近づいたらバスの停車ボタンを押せばいいとわかるので結構便利です。
マイク
これは最初求めていなかったのですが、イヤホンの機能について調べているとマイク機能があることがわかりました。
それならせっかく高いイヤホンを買う理由のため、会社の会議にも使えると思い、買う後押しにもなりました。
自分の声が相手にどう聞こえているかはまだ確かめていないのでわかりませんが、今までの安いイヤホンマイクに比べたら絶対いいはずです。
骨伝導センサーがあるようで、耳につけているだけでマイクになるのは便利です。
今までのイヤホンのようにマイクが口元付近にあったり、コードの途中にあるわけではないのでスッキリしています。
マルチポイント
これも重要です。
基本イヤホンはスマホに接続するようにしているため、イヤホンを取り出して会議用にPCのbluetooth設定をするようじゃめんどくさくて使い物になりません。
そのため会議に使うときにイヤホンを耳につけるだけですぐにPCに接続される。
今までの有線イヤホンをPCに抜き差しするストレスから開放されました。
実は買うとき、XM5とairpods pro2のどちらにしようか迷っていました。
ある人によれば同じくらい、他の人によればxm5の圧勝でairpodsは音質において比較にならないという人まで。
自分がiPhoneを使っているのでやっぱりairpodsの方がなんだかんだいいのかもしれないと思っていたのですが、XM5の方がいいと思えたのがこのマルチポイント機能です。
airpodsはapple製品間でしかマルチポイントが使えないようで、会社PCは普通にwindowsのため使えないのでした。
そのためマルチポイントが決め手となりました。
ワイヤレス充電
これはそんな重要じゃないと思っていました。
けれどワイヤレス充電は便利ですね。
スマホ用に買ったワイヤレス充電器があるのですが、スマホは寝るときにスリープタイマーとしてベッドにおいています。
ベッドに置くことで体の振動を検出して睡眠の深さを測定し、睡眠が浅いときにアラームが鳴るアプリを使っているためです。
そうするとスマホにワイヤレス充電器を使う事がなくなりました。
一方、イヤホンのケースは帰ってきたらデスクの上に置きます。
そのため有線充電する場合は、デスクに置いたあとにコードを差す必要があります。
しかし、ワイヤレス充電ならこのデスクに置くという動作で完結します。
この一手間を減らせるんです。
最近わかってきました。
高いものの機能は、ほんの僅かな手間を減らすためにあるんだと。
そしてその手間というのは積み重ねであり、少しずつ減らしていくことでストレスが抑えられるということを。
この調子だと食洗機やルンバも買ってしまうのだろうか。
つけ心地
これはショップで試し聞きとかして確認しておくべきことなのでしょうが、めんどくさくてしませんでした。
XM5は前モデルから小さくなったと言っても、自分が使っていたのがスリーコインズのミニワイヤレスイヤホンで、これは本当に小さくて人差し指の爪のサイズくらいしかありません。
それと比べるとどうしても耳に異物を入れている感は拭えません。
大きい分、耳にいれる角度のコツとかも必要になってきます。
airpodsのようなスティックタイプだとやっぱり耳に装着するときは楽なのかもしれません。
イヤパッドをMサイズからLサイズに変えてみました。
Mサイズだと口を動かしたときに耳の中でイヤホンの位置がずれるんですよね。
するとノイズキャンセルの効果が弱まってしまうので、Lサイズにしてしっかり固定できるようにしました。
前まではイヤホンは置くまでぐっと押し込むようには使っていなかったのでLサイズだと大きく感じたんですが、ノイズキャンセルのためにはLサイズをぐっと奥に押し込んだほうが良さそうです。
操作性
設定によりますが、右イヤホンを1回タップで再停止、2回で次の曲、4回で音量増加、左イヤホン1回でノイキャンと外音切り替え、2回でamazon music再生、4回で音量低下です。
タップの反応がいいので結構便利です。
前イヤホンは長押ししないと反応しないし、その長押しもうまく指を当てないと反応しなかったので操作性はすごくいいです。
カスタマイズ性がないのはわざとなんですかね。
ショートカットキーをタップに割り当てられたら便利な気がしますが。
ランダム再生をよくするので、タップすると曲名とアーティスト名を教えてくれる機能とかも欲しいです。
こんなところですかね。
あとはバッテリー持ちがどのくらいかですね。
今のところ1日の使用に関しては問題はありません。
しかしこれを使い続けて劣化してどのくらい持つかが気になります。
同期に聞いたとき、1年使ったら使うだけで発熱してすぐにバッテリーが切れるようになり、ソニーアンチになったという話もあります。
そのため1年後どうなるか確認する必要があります。
その同期のは初期ロットだったからかもしれないとは言っていました。
奮発して買ったので、大切に使い込んでいこうと思います。
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