ついにスイッチボットを買ってしまいました。

スイッチボットとは家をIoT化できる製品の一つです。

スイッチを自動で押したり、カーテンを自動で開いたり、コンセントの電源を自動で切ったりなどいろいろあります。

今回私が買ったのは自動でスイッチを押せるSwitchBotボットです。

めんどくさいのでスイッチボットと呼びます。


ずっと思っていました。寝るときに電気が自動で消えてくれればいいのに。

私は寝ようと思ってすぐに寝ることができないので寝ること以外に意識をそらしながら寝るようにしています。

動画や音楽、ラジオを流してそれに耳を傾けながらいつの間にか寝ている、そんな感じです。

音楽やラジオならいいんですけど、動画を見ながら寝落ちしたいときは部屋を明るくしたいんですよね。

暗い中画面を見ていると画面とその周りの明るさのギャップが大きくて、光が強く感じて目が悪くなる感じがします。

なので動画を見ながらのときは、ああなんか眠れそうだなと思ったところで電気を消しにベッドから起き上がって電気を消しに行きます。

これが嫌なんです!!!

寝そうになったら電気を消しにいかなくちゃいけないというこの、なんというか宿題感というか、圧力、プレッシャー、責任、負担、圧迫、緊張、義務、ストレス・・・

毎日こんな思いをしたくない、自動化したいと思っていました。

照明をタイマー対応のものに変えようと思ったのですが、今の家はちょっと対応できない感じ。

もういっそのこと照明のスイッチの蓋を開けて、リモート操作できるやつに交換しよう、そのために電気工事士の資格も取ろうとも思ったのですが、交換する製品は高いし資格トルの時間かかるしやっぱ無理。

調べてみるとスイッチボットという自動でスイッチを押せるものが売っていて、4000円もする。高すぎる。

じゃあ自作しよう!と考えました。

調べるとarduinoでサーボモータを動かしてスイッチを押せるらしいことがわかりました。

アリエクかTemu、amazonで買おうかと考え、アリエクは送料無料のものが少なかったのでTemuとamazonで価格を比較してみました。

必要なものは

temu/amzn

・arduino nano 469/880

・サーボモーターSG90 372/235

・ブレッドボード 175/390

・ジャンパーワイヤ 207/450

計 1223/1955

Temuなら1200円、amazonなら2000円で揃えられる。

どっちも1週間後くらいに届くっぽい?

Temuとか使ったことないし不安だから多少高くてもamazonで買おうかな、とか色々考えていました。

電源は乾電池にしようかな、いやスイッチの近くにコンセントがあるからコンセントから直接電源供給しようかな、でも回路とか詳しくないし発火したら嫌だな。

arduinoの互換品って技適ついてるのかな、サーボモータでスイッチってちゃんと押せるかな、どのくらいの強さが出るんだろう、どうやってスイッチの周りに固定しよう。

電池って電圧低そうだしコンセントは高そうだな、じゃあ電圧調整する何かが必要なのかな、サーボモータが弱かったら強いやつに買い替えないとな、適切なサーボモータっていくらするんだろう・・・

自作なら一番安くて1200円で、自分で作るためいろんなことを学ぶことができる。しかし試行錯誤が必要なため、また違う部品を買って色々調整しないといけない。それだと結局いくら掛かるんだろう・・・ 自作で3000円くらいするなら質の良い4000円のスイッチボットを最初から買ったほうがいいんじゃないか・・・?


そんな考えが頭をぐるぐる回っていました。

キーボードを自作したため、さらに自分でなにか作りたくなったのはいいものの、市販品にもっといいものがある・・・

キーボードのときもめっちゃ悩みましたが、あれは市販品に分割キーボードはほとんどなく、自作キーボードと言ってもキットのために作り方が用意されている。

今回のスイッチ自作は市販品にいいものがあり、自分で一から作り方を調べないといけなかったためキーボードのときと真逆でした。

もっと早くから電子部品をいじくり回していたのならすでに材料があるので良かったのですが、今から一から材料を揃えるのは違うなと思ってしまいました。


そして結局スイッチボットを買うことを決心しました!!

amazonでポチって翌日届く!早い!!!!


開けてアプリと連携させて動くことを確認し、壁に押さえつけてスイッチを押せることを確認し、テープを剥がしてスイッチに接着!!

スイッチオン!!!!

つかない。なんかスイッチの周りのカバーが浮いて、スイッチボットが深く押し込めていない。

一度貼ったテープを剥がしたくなかったため、スイッチの部分に付属していたヘルパー用テープを小さく切って貼り、少しずつ厚さを持たせていく。

1枚2枚、4枚でも足りない。

そして6枚貼ったところ・・・


ついにスイッチを押せた!!!!!!!

なんかちょっと不格好だけど押せるようになった!!!

ポチポチポチポチ、10回くらい楽しくて押してもちゃんとスイッチを押せてる!!

スケジュール機能もちゃんとできた!!

こうやって完成しました。寝落ち安心機構が。

寝る時間のちょっとあとに自動に消えるようにし、起きる時間のちょっと前に電気を自動でつくようにしました。

完璧な睡眠ライフが待っている!!!


まあ今日買ったばかりでまだ試していないのでどんな感じかわかりませんが、スイッチを押せることは確認できたので大丈夫なはずです!

今日寝るのが楽しみです。





この文章はmint60という分割型の自作キーボードで入力しました。