はじめに

windowsのロック画面にたまにオーロラが映ります。きれいだなと思いつつも実際に見ることは一生ないだろうなと思っていましたが、今回オーロラを見ることができました!年末年始にノルウェーに行ってオーロラを自分の目で見に行ってきました。

旅行準備

冬のノルウェーに行くにあたって一番の懸念点は寒さです。オーロラが見れる有名なところは北欧やカナダなど緯度が高く非常に寒い地域になります。そのためしっかりとした防寒具が必要になってきます。そこで奮発して日本の有名なアウトドアブランドであるmontbellで買い揃えました。下記のようなレイヤーで挑みました。

・上半身
メリノウール厚手インナー
クリマエアフリース
パーマフロストダウンパーカ
・下半身
メリノウール厚手インナー
スーパードライテックダウンパンツ
・足
メリノウール厚手靴下
イエローテイルアイスマジックのブーツ(Columbia)
・その他
パウダーグローブ
ネックウォーマー
耳当て

もっと重ね着をしている人は多かったですが、上半身3枚、下半身2枚のこのレイヤーでも-17℃に耐えることができました。特にブーツの丈を長いものにしてダウンパンツの裾からゴムを引っ張ってブーツに引っ掛けると、靴の中に雪が一切入らないため快適でした。あとはパスポートとか常備薬とか、コンセントの変換器などを買いました。長期滞在だったため100Lのスーツケースも用意し、冬のノルウェーは日光が浴びれないのでビタミンDも持っていきました。

バンコク

行きはタイのバンコク空港経由でした。この空港では通貨がバーツなのですが、タイの時点で結構物価の高さを感じましたね。タイ航空の機内食は美味しく、昔は飛行機の乗り物酔いがひどかったはずなのですが、今回は一切酔わないで済み良かったです。機内のwifiは有料のため先に漫画や映画をダウンロードしておきました。機内は飛行機の音が結構するためノイキャンイヤホンがあると快適でした。

オスロ

市街地

空港から市街地までは高速バスで行きました。オスロでセブンイレブンを見かけ驚きました。おにぎりの代わりにパンが売っていました。コンビニでRuter#という交通機関のチケットを買い、バスや路面電車(トラム)に乗って移動しました。

オスロを歩いていると町並みが日本とは大きく異なっており、北欧に来たことを実感できました。場所によっては銃を持った警備の人?や馬に乗った騎馬警察とすれ違ったりしました。レンタル電動スクーターもたくさん置いてあり乗っている人もいました。

フェリーに乗ってオスロのフィヨルドも見ました。このフィヨルドはwikiによると地質学的にはフィヨルドではないらしいですが、きれいな景色でした。


ムンク

オスロではやっぱり有名なムンクの叫びを見にオスロ国立美術館へ行きました。結構な数の展示品があり、日本に関するものもありました。ムンクの叫びは最後の方にあるのですが、やはりこの作品の周りだけ人だかりができていましたね。

有料トイレ

ノルウェーでは有料トイレが多く見られました。5~20クローネ(100~400円程度)ほどかかりますが、特別きれいなわけではありませんでした。クレカ決済で入ることができ、apple payでスマホをかざして入れます。

トロムソ

極夜

トロムソに着くと一気に気温が寒くなりました。オスロが-3℃くらいでしたが、トロムソは-10℃程度まで冷え込みました。オスロは北緯60度でしたが、トロムソは北緯69度になります。北緯66度を超えると冬は太陽が登らない極夜になるため、暗くて寒い地域になります。朝から昼にかけては太陽は登りませんが夕方のような明るさがあり、16時くらいには深夜のような暗さになります。雪は場所によっては膝より上まで積もっており、感触は非常にさらさらしていて手でにぎってもぱらぱらとまとまりにくいです。

バス

交通機関はオスロではRuter#でしたが、トロムソではSvipperでした。ネットで調べてブログを読んでいるとEnturというアプリからノルウェーの交通機関のチケットが買えるとあったため入れてみました。ログインはメールアドレスでできましたがsimが海外の電話番号に対応しておらず本人確認ができませんでした。これではチケット買えないなと思いつつダメ元で購入ボタンを押してみると購入できてしまったため、トロムソからはコンビニではなくアプリからチケットを購入しています。

年越し

トロムソでは年越しに花火が上がります。ストールシュタイネンという山に火で西暦が描かれ、年越しのタイミングでその数字が切り替わります。多くの人がその瞬間を見るために橋の付近に集まっていました。民家からも花火が上がっており、四方八方の花火に囲まれて年越しすることができました。

ハスキーそり

そりに乗って6匹のハスキーに引っ張ってもらう体験もできました。そりは二人乗りで、一人が座り、もう一人は後ろで立ってブレーキをかけることができます。ハスキー達は体力が有り余っているのかものすごい速さで引いてくれました。複数グループで移動するため調整のために止まる必要があるのですが、止まっているとハスキーたちが吠えだします。その際に無理やりそりを引っ張ろうとする元気なハスキーもおり、ブレーキをかけていてもそりが動き出すほどでした。座る人と立つ人が入れ替わる際はブレーキを離さないようにする必要がありますが、元気なハスキーによってそりが動き出し、吹き飛ばされてしまった人もいるとか。40分ほどかかる結構本格的なそり体験で、貸し出しの防寒具に着替えましたが少し寒かったです。ブレーキをかけて速度を調整したり、上り坂は足でハスキーを手伝ったりと動きがあって非常に楽しい体験ができました。

トナカイえさやり

トナカイに餌を与える体験もできました。えさは大きなパンをちぎって与えました。角が小さい個体からものすごく大きく枝分かれしている個体などさまざまでした。北欧の奈良公園みたいでしたが、奈良公園の鹿よりはおとなしめでした。

トナカイ肉

トナカイ肉も何回か食べました。トナカイ肉のステーキは肉厚で特に臭みもなく美味しかったです。結構レアで身が赤く、お腹を壊さないか心配になりましたが問題ありませんでした。

オーロラ

オーロラが今回の旅のメインです!!絶対に見れるように3回オーロラツアーを申し込んでいました。ツアーによって人数が異なり、大人数の大型バスで移動するものと少人数のマイクロバスで移動するものがあります。ツアーにもよるかもしれませんが、大人数の方は一度スポットを決めたらそこで見えるまで数時間待機する形で、少人数の方はこまめに移動して見える場所を探すスタイルに感じました。大人数の方の大型バスにはトイレが付属しており、これは非常に心理的安心感がありました。また焚き火やホットチョコレートの配布もあり、体を温めることができました。少人数の方は帰りに宿まで送ってくれたため、夜中までかかった時は助かりました。
一回目は観測スポットに到着してバスの外に出ても曇っていて見れない状態が続いていました。ホットチョコレートを飲みながらオーロラの解説を聞き、焚き火で温まっていてもオーロラが見える気配がありませんでした。諦めかけてバスの中に戻って待っていたところ、到着してから3時間ほど経過したくらいのときにツアーの人がオーロラが出てきたと呼びかけに来ました。外に出てみると雲が移動して緑色のオーロラが広がっており、初めてオーロラを自分の目で見ることができて感動しました!3時間待った甲斐がありました!ツアーのカメラマンに写真も取ってもらい、後で購入しました。スマホでも意外とはっきりとオーロラを撮影することができました。目視より写真のほうがオーロラの光が強めに映ります。

二回目は最初から太いオーロラを見ることができました。カーテンというより雲のような見た目でした。ツアーの人がもっと見に行こうと別の場所に移ったのですが、そこでは見ることができませんでした。けれど最初に一回目より大きく広がったオーロラを見ることができてよかったです。同じ場所で撮影しても秒単位でオーロラの形が変わっていくためいろんなオーロラを楽しめました。



三回目はフィンランドまでバスでいきましたが、オーロラを見ることができませんでした。午前1時くらいまで探し続けて雲に隠れた僅かなオーロラが見つかり、帰ったのは午前3時くらいでした。北欧だからいつでもオーロラが見れるわけではなく、場所やタイミングなど運が必要だと実感できました。

ヘルシンキ

トロムソからの帰りはフィンランドのヘルシンキ空港経由でした。フィンエアの機内食も美味しかったです。ヘルシンキではトランジットで6時間ほどあったため、市街地まで電車で行きました。電車は紙のチケットやクレカのタッチ決済でも乗れました。単位がユーロで一瞬戸惑いましたね。ヘルシンキについては何も調べていなかったため、旅行したブログを見つけて載っていたスポットを巡りました。

オールドマーケット

昼時でお腹が空いていたのでオールドマーケットというところでトナカイのケバブを食べました。

ヘルシンキ大聖堂

ヘルシンキ大聖堂では左側でなにかのデモ運動が行われていました。

カンピ礼拝堂

カンピ礼拝堂という面白い形の建物がありました。ちなみに奥のビルには無印良品がありました。

さいごに

上記には書き切れないくらいいろんなことがありました。飛行機や海外の交通機関の乗り方を調べたり、物価が日本より高くて水1本買うのにためらったり、英語が何言っているのかわからなかったりGoogleマップが間違っていたり、時差ボケで現地の16時の時点で眠気がすごかったり海外の洗濯機の使い方がわからなかったりピザを注文しすぎてテイクアウェイしたり空港で現金のクローネで支払ったら料金を間違えられたり予約したスーツケースの預ける場所が閉まっていたり物を買わないと出られないスーパーに入ってしまったりレフセが甘すぎて食べ切れなかったり宿の入り口が分かりにくかったり100Lのスーツケースを引きながら上り坂の雪道を登ったりツアーの集合時間を当日に変えられたり宿のドアが壊されていて-17℃の外で1時間待機したり有料トイレが荒れていてトイレットペーパーがほぼ無かったりと海外旅行ならではのことを体験できました。こんなに長期でほぼ最北端の土地で極夜で極寒でオーロラを見られる旅行は人生でこの一回きりのような気がします。非常に貴重な体験ができて本当に良かったです。