ライターをカチッと押すと火が付きますよね。

あれは中に圧電素子というものがあり、圧電素子に衝撃を加えることで電流を流し、その電流がガスに引火して火が付きます。

その圧電素子の中身をもっと見たいと思い分解してみました。


圧電素子の仕組み

圧電素子に使われるものは構造が対称でない金属やセラミックスです。
これに圧力がかかると構造の歪みが大きくなり、+とーの電荷を帯びるため電流が流れます。
参考:(

ライターを分解してみた

ライターは数年前に分解したので写真がありません。
そこででっちさんのブログから引用します。
(引用:https://smcb.jp/diaries/1511812)
この一番右側の列が圧電素子の部品です。
私が圧電素子の部品を分解すると以下のようになりました。

圧電素子そのものは赤で囲ったものだと思っています。
分解の仕方が悪く輪切りになってしまいましたが、本来はこれが円柱状に繋がっていました。
これに青で囲ったハンマーがばねによって勢いよくぶつかって電流が流れます。

このサイトでも同じように分解していました。

電気を流したい

数年前にこのライターの圧電素子をフリスクに入れてちょっとしたスタンガンにするというのが流行って私も作りました。
ボタンを押すとこのように電流が流れます。

じゃあさらにこの部品を分解して得た圧電素子そのものを叩くことで電気を取り出せないかと試してみました。
発光ダイオードに圧電素子そのものと思われるものをつないで、その部分をたたけば光ると思ったのです。
実際に叩いてみました。
しかし光りませんでした。
ちなみにさっきのフリスクスタンガンではちゃんと光りました。
そのためもっと強い衝撃が必要なのか、あの輪切りになったものは圧電素子じゃないのかとかいろいろ疑問が残りました。
しかし私は回路とかよくわかんないので諦めました。

また右下のも薄型の圧電素子です。
100均の防犯ブザーを分解して得ました。
これをたたけばフリスクスタンガンのように電流が空気中で流れるかと思いましたが流れませんでした。
もっと強く叩けばいいのか、それともそんな強い電流は流れないのか、もっと大きくないといけないのかはよくわかりません。
ちなみにこのブザーの圧電素子ではダイオードはちゃんと光りました。
それを写真に撮ろうとしたら光らなくなったのでダイオードがなんか壊れたっぽいです。
抵抗とか何にも計算してないからかも。

もう少しいろいろ試したり勉強しますかね。